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資産運用のコラム

ヘッジファンドについて

まとまったお金で資産運用!失敗しないポイントやリスク別投資先を紹介

大量のお金

まとまったお金が手元にあると、資産運用を始めたいと思う人も多いのではないでしょうか。

「豊かなセカンドライフを過ごしたい」「早期退職して移住したい」理由はさまざまですが、目標を実現するために、資産運用を始めるのも一つの選択肢です。

この記事では、まとまったお金で資産運用するメリットや注意点、リスク別の投資先をご紹介します。

目次

1.まとまったお金で資産運用する2つのメリット

まずは、まとまったお金で資産運用を始めるメリットをご紹介します。

(1)投資先の幅が広がる

少額からでも運用は可能ですが、投資先が限られます。その点、まとまったお金があると、不動産投資やヘッジファンドのような選択肢も生まれ、運用方法の幅が大きく広がるでしょう。

さらに、複数の商品への投資が可能になるため、リスク分散効果にも期待できます。

(2)物価の変動リスクに備えられる

数十年後、現金の価値が下がる可能性を考えてみましょう。インフレが発生すると、100円で購入できた商品が、110円出さなければ購入できなくなります。

まとまったお金を貯金していても、増やすことはできません。それどころか、インフレが加速すれば、現金の価値が下がってしまうことも想定されます。

お金の価値を守る意味でも、資産運用は有効な手段といえるでしょう。

2.まとまったお金で資産運用する際の注意点

続いては、まとまったお金で資産運用する際の注意点をご紹介します。

(1)リスクに備えよう

ローリスクな投資先を選んだとしても、金融商品である以上、リスクはつきものです。資産運用を始める際は、リスクについて理解を深め、自分の「リスク許容度」を把握しておきましょう。

リスクとリターンとは?

リスクとリターンは、投資先を選ぶ上で一つの指標となります。

  • リスク:運用で得られる利益と損失の振れ幅。
  • リターン:資産運用で得られる利益。
  • リスク許容度:損失が出た場合に「いくらまでのマイナスなら受け入れられるか」を示す度合い。

リスク許容度は、ライフプランや資産状況によって異なります。「損失が出たとしても生活に支障をきたさない範囲で」といった限界値を設定しておくことが重要です。

長期投資

長期投資とは、長期に渡り金融商品を保有する投資方法です。長期投資では「複利効果」による収益率の安定に期待できます。

複利効果とは、運用益を元本にプラスして再投資することを指します。そのため、長期間投資すれば複利効果も高まり、利息がふくらんでいくのです。

分散投資

分散投資とは、複数の金融商品に投資することで、リスク分散することを指します。一つの金融商品に集中させると、運用失敗時に大きな損失を出してしまう可能性もないとは言い切れません。

分散投資では、国内外の株式や債券に投資します。どれか一つが値下がりしても、全体で見るとマイナスにはならない「リスク低減効果」に期待できるのです。

(2)資産配分を決めよう

投資対象となる金融商品を選ぶ際は、ライフステージに合わせた資産配分を決めることが重要です。たとえば、以下のような考え方があります。

  • まとまったお金を元手に、積極的に資産を増やしたいAさん(40歳サラリーマン)の場合
ヘッジファンド20%
国内不動産10%
外国株式20%
外国債券10%
国内株式10%
預貯金30%

定年退職が近かったり、セカンドライフに向けて安定的な運用がしたかったりする場合は、債券や預貯金の割合を多くするのもよいでしょう。

やみくもに投資すると、大きな損失を出すリスクも高まります。まずは、ライフプランや資産状況と照らし合わせ、最適な資産配分を考えることが大切です。

(3)非課税制度もチェックしよう

まとまったお金で資産運用を始める際は、個人投資家のための税制優遇制度「NISA」をチェックしましょう。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内で購入した金融商品の利益には、税金がかかりません。年間の買付可能額は120万円まで、非課税期間は5年間(最大600万円)です。

税金がかからない分、購入する金融商品によっては、大きな値上がり益を手に入れられる可能性があるといえます。

3.1000万円で資産運用!得られる利益は?

1000万円を運用し、5年後に得られる利益はいくらになるのでしょうか。利回り2%、5%、10%を想定し、見ていきましょう。

  • 想定利回り2%の場合
総額1,104万808円
運用益104万808円
  • 想定利回り5%の場合
総額1276万2816円
運用益276万2816円
  • 想定利回り10%の場合
総額1610万5100円
運用益610万5100円

このように、元手が同じでも利回りによって得られる利益が大きく変わります。まずは「投資をする目的」を明確にし、目標金額を達成するのに最適な投資先を見極めることから始めましょう。

4.まとまったお金で資産運用・ローリスク型

続いては、リスク別の投資先をご紹介します。まずは、ローリスクな資産運用方法を見ていきましょう。

(1)預貯金

預貯金とは、銀行や郵便局へお金を預ける「普通預金」や「定期預金」を指します。預貯金だと元本割れするリスクがありませんし、好きなタイミングで引き出せる自由度の高さもメリットといえるでしょう。

ただし、超低金利の今、利息による収入には期待できません。たとえば、銀行の普通預金で貯金したとしましょう。銀行の金利は0.001%なので、1000万円を預けたとしても、1年でたったの100円しか利息を受け取れないのです。

(2)保険

保険は「元本確保型」の金融商品です。預貯金と比較すると、返戻率が高いため「資金を目減りさせたくない」という人は、元本確保型の保険を選分のも一つの方法です。

ただし、「元本変動型」の金融商品と比較すると、得られるリターンが少ないのが特徴です。また、満期を迎える前に解約すると、元本割れとなる場合があることを覚えておきましょう。

(3)債券

債券には、国内債券と外国債券があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

国内債券

国内債券は為替リスクがなく、満期を迎えると額面金額で償還されます。そのため、リスクを抑えつつ利息を受け取れる運用方法だといえるでしょう。

個人向け国債の場合、1万円から購入できますが、金利は0.05%と低めに設定されており利息収入には期待できません。そこで人気が高まっているのが「社債」です。

社債とは、一般の企業が発行する債券を指します。購入する種類にもよりますが、10万円〜100万円で購入可能です。国債と比較すると、高い利回りに期待できるため、完売となるケースも珍しくありません。

ただし、社債発行会社が倒産すると、元金が戻らない可能性もあるため、信頼のおける企業の社債を選ぶようにしましょう。

外国債券

外国債券は国内債券より、リターンが高い傾向にありますが、為替リスクを伴います。利回りが高いほど、リスクも高い傾向にあるため、信用リスクを加味したうえで選ぶことが重要です。

5.まとまったお金で資産運用・Aミドルリスク型

次に、ミドルリスクといわれる資産運用方法をご紹介します。

(1)投資信託

投資信託とは、投資家から集めた資金を、専門家が株式や債券に投資する商品です。投資信託には「インデックス型」と「アクティブ型」に大別されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

インデックス型

市場の平均値である「日経株価平均」や「TOPIX」などの指数との連動を目指す運用方法です。運用にかかる信託報酬が低く抑えられているのが特徴です。

アクティブ型

アクティブ型は、市場平均を上回る成績を目指す運用方法です。ファンドマネージャー独自の分析に基づき銘柄を選定するため、運用コストが高くなります。

インデックス型と比べて大きなリターンを期待できる一方で、損失が生じるリスクもあります。

そのため、インデックス型とアクティブ型、バランスよく投資するのも一つの方法だといえるでしょう。

手数料に注意

投資信託にかかる費用は3種類に大別されます。

  • 販売手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

長期投資を前提としている場合、運用期間が長いほどコストもかさみます。金融商品を選ぶ際は、手数料にも着目しましょう。

(2)REIT(リート)

REITとは、「不動産投資信託」とも呼ばれ、投資家から集めた資金をビルやマンション、商業施設に投資することをいいます。マンションの賃貸料や不動産売却益を、投資家に分配する仕組みです。

個人でおこなう不動産投資は、物件購入にかかる手間や初期費用の大きさから、ハードルの高さを感じる人も多いはず。その点、REITは株式と同じように売買できる、流動性の高さが魅力といえるでしょう。

J-REITは収益の90%以上を分配することで、法人税が免税される仕組みです。そのため、株式よりも高い配当が望めます。ただし、金融商品である以上、価格変動リスクが伴うことを覚えておきましょう。

(3)不動産投資

不動産投資では、マンションやビルに投資し、家賃収入や売却益を得ます。また、節税効果を得られることから、収入の高い人が節税目的で購入するケースもあります。

不動産投資のメリット

不動産投資は、価格変動が少なく、長期的に安定した収入を得られます。また、団体信用生命保険に加入することで、生命保険がわりの効果が得られる点もメリットといえるでしょう。

不動産投資のデメリット

不動産投資のデメリットとして「空室リスク」や、「地域需要の変化による価格下落リスク」が挙げられます。また、流動性が低く、現金化するまでに時間がかかることも踏まえて検討することが重要です。

(4)ヘッジファンド

「ヘッジファンド」をご存知でしょうか?ヘッジファンドは「私募ファンド」とも呼ばれ、金融機関や富裕層から集めた資金を運用します。

最低投資金額は明示されていませんが、数千万円単位だといわれています。そのため「限られた人のみが買える投資信託」とイメージしておくとよいでしょう。

ヘッジファンドと投資信託の違い

ヘッジファンドと公募の投資信託の大きな違いは「利益目標」です。公募の投資信託の場合「相対収益」を狙うのに対し、ヘッジファンドの場合は「絶対収益」を狙います。

相対収益は、相場が下落し運用成績が下がったとしても、ベンチマークを上回っていれば目標達成という考え方です。一方、絶対収益は、相場の動きに関係なく高いリターンを得ることが目標です。

ヘッジファンドのメリット

ヘッジファンドが扱う金融商品は、株式や債券のみに限りません。先物取引などを含めた、あらゆる金融商品を組み合わせてリスク管理をするため、下落相場でも影響を受けにくいのがメリットです。

また、複数の金融商品に投資することによる、リスク分散効果にも期待できます。そのため、ヘッジファンドはリスクとリターンのバランスが取れた安定的な運用が可能だといえるでしょう。

ヘッジファンドのデメリット

私募であるヘッジファンドは、銀行や証券会社では取り扱っていません。また、日本では浸透しつつある段階のため情報も少なく、判断材料に欠けるという点がデメリットといえます。

ただし、資料請求や問い合わせをすれば、詳しい情報を入手可能です。もちろん無料なので、興味がある方は気軽に問い合わせてみましょう。

6.まとまったお金で資産運用・Bハイリスク型

最後に、ハイリスクハイリターンの資産運用方法をご紹介します。

(1)株式投資

株式投資では、国内外の株式に投資することで、値上がり益や配当金を受け取れます。債券と比較すると高いリターンを得られますが、投資先企業の業績不振により、株価が下がるリスクがあります。

また、外国株式では比較的ハイリターンを望めますが、為替変動リスクカントリーリスクがあることも踏まえたうえで運用しましょう。

(2)FX

FXとは「外国為替証拠金取引」のことで、外貨に投資する金融商品です。FXでは、少ない元手で大きな額の取引をすることが可能です。これを「レバレッジ」と呼びます。

たとえば10万円の証拠金を用意したとしましょう。25倍のレバレッジをかけると250万円の取引ができます。

ただし、FXはハイリターンが望める一方で、大きなリスクを伴います。深い知識とスキルがなければ、損失を出す可能性が高まることを覚えておきましょう。

(3)仮想通貨

仮想通貨とは「暗号資産」とも呼ばれ、インターネット上で取引できる商品です。「ビットコイン」や「イーサリアム」などが代表的な暗号資産です。

仮想通貨も値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンな投資です。安定的な資産形成を目指す場合は、選ばないのが無難でしょう。

7.まとめ

今回は、まとまったお金で運用するメリットや注意点、リスク別投資先についてご紹介しました。

投資先を決める際は、金融商品の特徴を知ったうえで、ライフプランに合わせた選択をすることが重要です。

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監修:IFA 高橋成壽

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