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【3分でわかる】ファンドラップのメリット・デメリットを解説

ヘッジファンドのイメージ

資産運用の知識がなくてもいい商品として認知度を上げつつあるファンドラップですが「どのような仕組みなの?」「メリット・デメリットは?」など、疑問点も多いのではないでしょうか。

証券会社が推奨しているからという理由ではじめると、失敗する可能性が高いです。

手元にあるまとまったお金で資産を運用するなら、リスクをしっかりと把握して、本当にファンドラップが自分に合った投資なのか見極める必要があります。

そこで今回は、ファンドラップの仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説します。この記事を読めば、ファンドラップのリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

目次

1.ファンドラップの仕組み

まずは、ファンドラップの仕組みについてわかりやすく解説します。

(1)そもそもファンドラップとは?

ファンドラップとは、投資対象が投資信託に限定されるラップ口座の一つです。

ファンドラップにお金を預けると、証券会社や投資信託会社といった運用のプロが、投資家の運用方針やスタイルに基づいて、管理や運用をおこなってくれます。

ファンドラップの「ラップ」とは、英語の「Wrap(包む)」という意味であり、投資に関するあらゆるサービスを包括的に提供することから、この名前がついています。

(2)投資一任契約とは?

投資家は、はじめに証券会社と「投資一任契約」を締結します。

投資一任契約とは、運用のプロである運用会社にお金を預けて資産運用の判断を一任することであり、投資家は大まかな方向性を決めるだけで運用を任せられます。

また、銀行でファンドラップを購入した場合、投資一任契約を結ぶのは銀行か証券会社です。投資一任契約の相手方は誰なのか確認しましょう。

(3)ファンドラップと投資信託の違いは?

「プロの運用会社に任せるのは投資信託も同じなのでは?」と感じるかもしれませんが、ファンドラップと投資信託の違いは、サービス対象の範囲と手数料です。

投資信託は自分で銘柄を選んで、投資の運用はプロに任せます。一方で、ファンドラップは投資に関するあらゆるサービスを包括的に提供するため、資産管理や運用だけでなく、銘柄の判断も一括して任せるのが特徴です。

そのため手数料も、投資信託は取引ごとにかかるのに対して、ファンドラップは年間単位で管理手数料を支払うのが一般的です。

2.ファンドラップを運用する簡単な流れ

実際に、運用会社にお金を預けてファンドラップをはじめる流れを解説します。

(1)STEP1:投資目的や運用方針を決定する

ファンドラップをはじめるにあたって、投資目的や運用方針を明確にしましょう。証券会社の提案にすべて従うのではなく、

  • 「どのくらいの期間?」
  • 「金額はどのくらい?」
  • 「許容できるリスク量は?」

といった投資の軸を決めておくことが大切です。

(2)STEP2:運用スタイルの提案を受ける

投資家の目的や運用方針に沿って、運用会社が運用スタイルを作成します。

提案されたポートフォリオや投資プランに納得がいかなかったり、十分な説明を受けても理解できなかったりした場合は、しっかりと質問して運用スタイルを決めましょう。

何よりも、自分にニーズに合ったプランになっているか見極めてください。

(3)STEP3:投資一任契約を締結する

運用会社からの提案に納得がいけば、投資一任契約の締結に進みます。

投資一任契約を結んだファンドラップでは、この契約内容に基づいて売買判断から定期的な運用報告までが提供されるため、契約の中身をしっかりと把握しておきましょう。

(4)STEP4:運用開始

投資一任契約が締結されると、ファンドラップの運用が開始します。

運用のプロが投資家に代わって預かった資産を運用します。投資が一任されているとはいっても、契約内容に基づいて資産運用をおこなうのが一般的です。

(5)STEP5:定期的に運用報告を受ける

ファンドラップは、運用状況に関する報告を定期的に受けるのがほとんどです。

運用開始後は、提案内容に沿った資産の運用および管理がおこなわれます。運用会社は契約で決められた時期に運用報告書を提出し、投資家はその成果を確認します。

運用報告書に記載される内容は、運用会社によってさまざまです。

(6)STEP6:状況に合わせて運用方針やスタイルを変更

定期的な報告を受けることで、投資家は運用状況を把握することができます。

運用状況によっては、このまま運用を続けるだけでなく、今後の運用方針やスタイルを見直したり、最悪の場合は運用を中止したりといった判断をします。

ただし、短期的に決めるのではなく、長期的な視野を持って判断しましょう。

3.ファンドラップをはじめる2つのメリット

資産運用として、ファンドラップをはじめる2つのメリットを解説します。

(1)メリット①プロに投資を一任できる

ファンドラップの最大のメリットは、プロに運用を一任できることです。

投資をはじめる場合、口座を開設して商品を選び、購入するのが一連の流れです。これだけだと簡単そうですが、知識のない初心者は失敗する可能性も高くなります。

ファンドラップなら、「仕事が忙しくて資産運用を考える時間がない」「知識がなくて投資するのは不安」という人でも、自分の投資方針や資産に合わせて運用してくれます。

(2)メリット②分散投資になる

ファンドラップは、さまざまな商品を組み入れることで分散投資が可能です。

すべての資金を一つの金融資産に集中させると、成功すれば大きな利益が出ることがある一方で、運用が上手くいかなければマイナスの影響が資産全体に及びます。

ファンドラップでは、個人の投資家には紹介されないような商品も少なくありません。これらを運用のプロが組み入れることで失敗のリスクを最小限に抑えています。

4.ファンドラップをはじめる3つのデメリット

ファンドラップをはじめるにあたって、デメリットについても把握しておきましょう。

(1)デメリット①手数料が高い

ファンドラップの最大のデメリットが、手数料が高いことでしょう。

購入時の手数料はかからない一方で、運用の管理や証券会社に一任する手数料は支払わなければいけません。手数料が高ければ、それだけ利益は小さくなります。ファンドラップの主な手数料は、

  • 口座管理手数料
  • 信託報酬
  • 成果報酬

この3つです。

◎口座管理手数料

口座管理手数料とは、証券会社など金融機関に支払う手数料です。

投資家の目的や運用方針に沿って、ポートフォリオや投資プランを作成したり、実際の運用状況を定期的に報告したりするなど、運用のアドバイスに対して支払います。

手数料の金額は、運用している総額から1~2%程度が相場です。

◎信託報酬

信託報酬とは、資産を運用している運用会社に支払う手数料です。

ファンドラップは、さまざまな商品に投資する「ETF(上場投資信託)」を組み合わせて運用します。信託報酬は、購入するETF自体にかかる手数料を指しています。

手数料の金額は、運用している総額の0.1~1%程度が相場です。

(2)デメリット②最低投資金額が高い

同じく運用を任せられる投資信託に興味を持っている人もいるでしょう。

投資信託で必要となる最低限の金額は、投資先の規定によって様々です。一般的に最低1万円と設定されていますが、100円から投資できるものもあります。

その一方で、ファンドラップの必要資金は300万円以上、500万円以上、1000万円以上、3000万円以上などと高額なのがデメリットです。そのため、少額で投資したい人にはおすすめできない投資方法といえます。

(3)デメリット③元本割れリスクがある

ファンドラップは、元本割れリスクが高い運用方法です。ファンドラップの運用先は、自社やグループ内の投資信託になることがほとんどです。そのため、実績が少ない投資商品を組み入れられる可能性もあります。

投資家の運用方針に従って、運用のプロが商品を組み入れるため、大きな損失を出すケースはないでしょう。しかし、元本が保証されるわけではなく注意が必要です。

5.主要な証券会社のサービス比較

サービス名証券会社最大手数料最低投資金額
プレミア・プログラム野村証券1.32%1,000万円
バリュー・プログラム野村証券1.32%500万円
ダイワファンドラップ大和証券1.76%300万円
ダイワファンドラップ オンライン大和証券一律1.1%1万円
ダイワファンドラップ プレミアム大和証券1.76%3,000万円
ファーストステップみずほ証券1.65%500万円
Mizuho Fund Wrapみずほ証券1.10%1,000万円
日興ファンドラップ一任型SMBC日興証券1.32%300万円
グランゴール三菱UFJMS証券1.32%1,000万円
楽天IFAラップ楽天証券1.27%100万円
東海東京ファンドラップ東海東京証券1.36%300万円

6.ファンドラップをはじめる注意点

さまざまなメリット・デメリットがありますが、興味を持つ人も少なくないでしょう。ここでは、ファンドラップをはじめる前の注意点について解説します。

(1)余剰資金で投資をおこなう

ファンドラップだけでなく、投資は元本割れのリスクがあります。

たとえば、株式投資でも投資先の企業が不祥事などで株価が急落することもあるでしょう。資産の評価額が下がるだけでなく、元本を返済できないケースも考えられます。

先述したとおり、ファンドラップも元本割れのリスクが高い運用方法ですので、生活費をすべて投資に使うのではなく、余剰資金ではじめるようにしてください。

(2)長期投資を前提に考える

ファンドラップは、基本的に長期間での運用を前提としています。

運用を開始してすぐに結果が出るものではなく、数年から数十年をかけて資産を増やしていくものです。そのため、短い期間で判断するのは得策とはいえません。

上手くいかないとストレスも溜まりますが、焦らずに成果を確認することが大切です。しかし、想定と大きく成果が異なる場合は、今後の方針を見直してみてください。

7.ファンドラップのデメリットを解消する方法

まとまったお金があっても、ファンドラップのデメリットが気になる人もいるでしょう。そこで資金に余裕がある人向けに、デメリットを解消する方法を解説します。

(1)資金に余裕があればヘッジファンドがおすすめ

もう少し運用の質を上げたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ファンドラップのデメリットを解消する方法として、ヘッジファンドがおすすめです。

銀行や証券会社など大手の金融機関が扱っているファンドラップに対して、ヘッジファンドは機関投資家や富裕層から私募により資金を集めるファンドのこと。

ファンドラップは投資家の目的や運用方針に応じたオーダーメイドの運用が受けられる一方で、運用のパフォーマンスは高額な手数料に見合わない場合があります。つまり手数料が高い割に儲からない可能性があります。

ヘッジファンドは富裕層向けの商品ですが、より専門性の高いプロの運用が受けられます。

(2)ヘッジファンドのメリット

ヘッジファンドが取り扱う金融商品は、多岐にわたります。

株式や債券のみならず、先物取引なども含めた、あらゆる金融商品を組み合わせてリスク管理をします。そのため、下落相場でも影響を受けにくいのがメリットです。

また、ファンドラップと同様に、複数の金融商品に投資することで分散投資にもなります。リスクとリターンのバランスがとれた安定的な運用が可能になるでしょう。

(3)ヘッジファンドのデメリット

ヘッジファンドは誰でも投資できるわけではありません。

通常の投資信託と比較すると、流動性の低い金融商品であり投資機会も限定されています。また関連の情報が少ないことから、判断材料に欠けるという点もデメリットです。

事前にいろいろ調べたり、専門家に相談したりすることが大切です。

(4)ヘッジファンドのリスクを回避するには?

ヘッジファンドはファンドラップと比べて運用のパフォーマンスが高く、ヘッジファンドごとに規定される適格投資家になれれば大きな利回りが見込めます。

しかし、同時にデメリットもあるため、詳しい情報の入手は欠かせません。ヘッジファンドに投資する前に、投資のプロであるIFAに相談することで、リスクを抑えた投資をすることができるでしょう。

8.まとめ

ファンドラップはプロに運用を一任できるメリットがある一方で、手数料が高く十分な運用のパフォーマンが期待できないなどのデメリットもあります。

資産に余裕がある方は、ヘッジファンドも検討してみてください。

あまり日本では浸透しつつある段階のため不透明な部分もあり不安に感じているかもしれませんが、専門家に相談することであらゆるリスクを未然に回避できます。

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監修:IFA 高橋成壽

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